花の良さや農業の楽しさを伝えていく
農事組合法人綾川花卉園生産組合／綾歌郡綾川町森 健人さん
| 栽培品目 |
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|---|---|
| 経営面積 | カーネーション1ha、その他切花40a |
| 労働力 | 本人、理事3名、外国人６名、社員２名、パート３名 |
| SNS |  Facebook |
高校卒業後、父の代に農家5人で設立された綾川花卉園（現在は3軒の農家で構成）に父の2代目として入りました。跡を継ぐことには特に抵抗はなく、自然な流れで高校も園芸科のあるところにしていました。しかし、花農家になるだろうとは思っていましたが、子どもの頃はあまり花に興味はなく、作り始めて不思議と愛着がわいてきました。
里親としての活動は、短期の研修などを含めると相当してきています。数か月以上の研修受け入れは5～6人くらいです。きっかけは、規模拡大・面積の拡大に伴って、一緒にやっていけるメンバーを増やしたいという思いからです。
私の所では、土を使っていない栽培がほとんどです。水耕栽培のような、マットに養液を流して、切り花を育てていくシステムをとっています。品種は、国産にこだわり、ほとんど国産で育種されたものを使うようにしています。例えば、独特な形で、全国的にも人気の高い『ミニティアラ』。これは香川県育種のオリジナル品種のカーネーションで、今は耕地面積の10分の1以上を占めています。日本で生まれたものを、日本で育てて、広げていきたいと考えています。
花の農家は、品種によって様々なやり方があります。一般的には、ドンとハウスを建てて行うイメージがあると思いますが、比較的安価なハウスもあり、品種にしても露地が向いているものがあったり、面積がそれほどなくてもできるものがあったりします。状況に合わせた様々な方法を生み出すことができますので、まずは相談してみてください。
農業というとやはり、大変そうとか、泥臭いというイメージがありますが、やってみると、楽しいことや色々な気づきがあります。好きこそものの上手なれ、といいますし、大変でも、農業を楽しんで欲しいです。
香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
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